จากอาโอยาม่าประเทศญี่ปุ่นสู่เมืองไทย
From Tokyo Aoyama
About Designer
デザイナーのご紹介
Designer
室屋聡子
SATOKO MUROYA
Profile&Professional info
桑沢デザイン研究所 インダストリアルデザイン科卒業。
1990年よりジュエリーデザインに従事。
東京のジュエリーメーカーでチーフデザイナーとして勤務。
直営店、百貨店、全国の宝飾店の商品を多数デザイン。
店舗デザイン、展示会ブースデザイン、パッケージデザイン等も手掛ける。
2008年に独立し、生まれ育った 東京・青山で rex aoyama jewelry making を設立。
2013年にタイに移り、2014年5月チョンブリー県シラチャに rex aoyama をオープン。
2018年より「メーラマイのタイ料理教室」をプロデュース。
Awards&Work experience
1996年 Platinum Guild International主宰
PLATINUM DESIGN OF THE YEAR プロダクト部門入賞
1997年 Platinum Guild International主宰
PLATINUM DESIGN BEST SELECTION 選定商品をデザイン
1998年 Platinum Guild International主宰
PLATINUM DESIGN BEST SELECTION 選定商品をデザイン
1999年 世界最高峰ダイアモンド・マスターカッター Gabi Tolkowsky氏の ダイアモンド・ブライダルシリーズをデザイン
*Gabi Tolkowsky氏は、現代の最高峰のダイヤモンドカッターとして、デビアス100周年を記念して制作された247面の「センティナリー」など、歴史的な宝石をカット。
タイ国王の王位継承50周年記念として献上された、世界最大の545.65カラットのダイヤモンド「ゴールデン・ジュビリー」のカットもGabi Tolkowsky氏によるものです。
2000年 元大リーガー 新庄剛志氏のマリッジリングをデザイン
Media
世界のブランドジュエリー / 宝石の四季 / ゼクシィ / non-no / anan
VISIO mono / グランマガザン 等、多数メディアにて取り上げられる。
Designed products
プロパー商品
日本の百貨店、全国の宝飾店の商品を多数デザイン
Family History
西洋木版からジュエリーへ
――芸術的・文化的遺産を継承――
才能と美を融合させた職人技、
過去が現在と出会い、時代を超越する職人技を
支えていただきたいと考えています。
曽祖父 芝崎留吉(写真中央)
日本における西洋木版画(木口木版画)の先駆者。
「黄楊会」を創設し、多くの弟子たちに技術を広めた。
西洋木版とは木口木版とも呼ばれる版画技術のひとつで、18世紀後半にイギリス、次いでフランスで行われるようになった。
一般的な木版とは大きく異なり、非常に緻密な彫りは銅版画に近い。
楓など硬く目の詰んだ木を輪切りにした面の中央部を版木に用い、ビュランという彫刻刀を使用して版面に緻密な彫刻をする。
20世紀になると、写真や印刷の技術が向上し、西洋木版はしだいに姿を消していく。日本では1980年代頃まで商業広告の分野で生き続けていた。
しかしながらこの緻密な表現は、現代の版画家たちにも取り上げられアートとして受け継がれている。
また、ビュランを使った彫刻は西洋木版以外ではジュエリーの制作にも用いられている。
祖父 芝崎時男
芝崎留吉の長男。
木口木版画工房であるレックス・スタディオ(Rex Studio)を銀座に設立。
商業広告用の版画を手掛ける。
同工房は時男の兄弟である暁と舜伍に受け継がれ、1970年代まで活動を続けた。
時男自身は戦後に木口木版画家からアートディレクターに転身。
商業広告の分野で活躍した。
西洋木版画による商品デザインの見本
レックス・スタディオで作成された版画や使用していたビュランは、
町田の「彫刻美術館」に所蔵、展示されている。
レックス・スタディオのビュランはrex aoyama店内でも展示中。
rex aoyamaで制作のジュエリーにもビュランを使用しています。
経験を積んだ優れた職人がビュランを用いて
直接地金に模様や文字を彫り描きます。
量産品では原型に彫刻をして、その原型を型取りして成形をするためシャープな摂取面を再現する事は出来ません。
直接地金に手彫りで彫刻することで得られる線の繊細さ、光の揺らぎは特別な美しさを生み出します。
芝崎時男の娘。
美大卒業後、東芝レコードに勤務しレコードジャケットなどのイラストを担当。
80歳を過ぎた現在もイラストレーターとして、書籍の装丁画やパッケージデザインなど手掛けている。
母 室屋郁子
ポストカード(ポンマライ)
近江屋洋菓子店の包装紙デザイン
山本嘉子著「ジャカランダ幻想」装丁画